日本テレビで7月20日夜10時スタートのドラマ「家庭教師のトラコ」が、メリーポピンズのパクリではないかと話題になっています。
私も初めて番宣を見たときは、メリーポピンズのリメイクなのかなと思ってしまいました。
メリーポピンズは、パメラ・トラバースによって1934年から1988年にかけて書かれた児童文学で、映画化は1964年のことです。
2018年に「メリー・ポピンズ リターンズ」として公開されたことは、大勢の方が覚えていらっしゃるでしょう。
今回は、家庭教師のトラコがメリーポピンズのパクリと言われる理由について調査してみたいと思います。
この記事でわかること
- 家庭教師のトラコがメリーポピンズのパクリと言われる理由
- 家庭教師のトラコとメリーポピンズのあらすじ
家庭教師のトラコがメリーポピンズのパクリと言われる3つの理由!
結論から先にお伝えすると、家庭教師のトラコはメリーポピンズのパクリでもリメイクでもありません。
家庭教師のトラコが、メリーポピンズのパクリと言われる理由について調査してみました。
- ビジュアル
- タイトル
- あらすじ
- 以上の3点が良く似ていることもあり、家庭教師のトラコはメリーポピンズのパクリと言われているようです。
パクリ疑惑①ビジュアル
「家庭教師のトラコ」は根津寅子(トラコ)が、大きなこうもり傘と大きなカバンを持ち、帽子をかぶってロング丈のスカートをはいて登場します。
メリーポピンズの設定にそっくり!
色もブルー系で、「メリーポピンズ リターンズ」を思い出してしまいますよね。
「家庭教師のトラコ」の橋本愛ちゃん完全にメリー・ポピンズじゃん…!!! pic.twitter.com/IN39Eobqn9
— ぴちょム🍑new! (@FQKliRrmVYXkiep) May 26, 2022
家庭教師のトラコの主人公のビジュアルから滲み出るメリー・ポピンズ感。意識して作ってたんかな…
— メカあめ (@aoame_shitimi) May 26, 2022
橋本愛さんの「家庭教師のトラコ」の衣装が完全に「メリー・ポピンズ」(厳密に言えばリターンズの衣装に近い)なので、個人的に最高。見ます。
— 「孤高のシネマ」Daisuke (@aloof_cinema) May 25, 2022
パクリ疑惑②タイトル
メリーポピンズはナニーとしてロンドンのバンクス家にやってきました。
ナニーとは、幼児教育のプロとして日常生活におけるしつけや教育を行うイギリス発祥の職業です。
現代の家庭教師とはニュアンスが違いますが、家に入って、家族と関わるという点ではとても似ているように感じます。
ですので、「家庭教師」とついたタイトルがなおさらメリーポピンズを連想させますね。
パクリ疑惑③あらすじ
メリーポピンズは子どもたちのお世話をしながら、バンクス一家に大切なことを教えます。
家庭教師のトラコも、志望校へ合格させるだけの家庭教師ではなく、トラコによって生活や生き方を学ぶ物語となっているようです。
現代の日本社会におけるメリーポピンズと言ったら、大げさになってしまうでしょうか。
もう少しくわしく、あらすじを見てみたいと思います。
家庭教師のトラコとメリーポピンズのあらすじは?
家庭教師のトラコとメリーポピンズのあらすじをそれぞれご紹介します。
家庭教師のトラコのあらすじ
橋本愛さん扮する根津寅子(トラコ)は、合格率100%の伝説の家庭教師です。
トラコが3人の子供と母親を個別指導し、それぞれの問題を解決するストーリーとなっています。
1人目:36才のワーママ中村真希(美村里江さん)と6才の娘、智恵。
小学校受験を前に、智恵は勉強することについて疑問を抱えているようです。
2人目:定食屋を切り盛りする40代のシングルマザー山下智代(板谷由夏さん)と12才の息子。
息子は超難関市立中学に進学を希望していますが、夢を持つことをあきらめなくてはならないのかと悩んでいるようです。
3人目:超富裕層の後妻となった上原里美(鈴木保奈美さん)と17才の息子の守。
有名大学の受験を控えた守はいじめられているようです。
6人にトラコが教えるのは「正しいお金の使い方」、それは生きていくのに勉強よりも大切なこと。
脚本とプロデューサーは家政婦のミタの遊川和彦さんと大平太さんのペアなので、予想外の展開になりそうですね。
3 人に共通するのは『子供を志望校に合格させたい』という切実な願い。 #トラコ の一風変わった授業方法に翻弄されながら、「正しいお金の使い方」と「人生」を学んでいく 3 人の母親たち。
毎週繰り広げられるトラコ(#橋本愛)と実績&実力トップクラスの女優たちとの掛け合いもお楽しみに🐯❤️🔥— 家庭教師のトラコ【公式】日本テレビ系 7月水曜日スタート (@torako_ntv) June 13, 2022
メリーポピンズのあらすじは?
小説メリーポピンズは、8冊に及ぶシリーズですので、1964年に映画化されたディズニー映画「メリー・ポピンズ」のあらすじをご紹介します。
空から舞い降りてきたメリーポピンズは、バンクス家のナニーとして2人の子供、ジェーンとマイケルのお世話をします。
メリーポピンズは指先ひとつで部屋を片付け、大きなカバンからは何でも出してくれる、子供たちにとって魔法使いのような人でした。
そして、子供たちを不思議な世界へ連れていって楽しい体験をさせてくれました。
すっかり家中が明るくなったかに見えたのですが、父親のバンクス氏の子供たちへの厳しい態度は変わらずにいます。
そんなとき勤め先の銀行で事件が起き、責任を問われたバンクス氏は銀行を追われ、やっと自分のあり方に気づいて家族や子供たちへの愛を取り戻しました。
役目を終えたメリーポピンズは、風に乗って空へ舞い上がり、次に子供たちのところへ行ってしまいました。
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東京ディズニーランドのパレードに出演中のメリーポピンズは、不思議な世界のシーンの白いドレス姿です。
まとめ
家庭教師のトラコがメリーポピンズのパクリと言われる理由について調査してきました。
今のところ、家庭教師のトラコとメリーポピンズの類似点はあるようでしたね。
どちらも人生における悩みを解決に導くお話だと言えるでしょう。
子供だけでなく心が疲れて生きづらいと感じている大人も、このドラマが何かのきっかけになればいいですね。