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【ミステリと言う勿れ】ライカの正体は?千夜子との関係は何?

菅田将暉さん主演のフジ月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』も終盤に入りましたが、最新話の放送が終わるたびに内容についての話題で盛り上がる現象が続いていますね。

2月21日に放送されたエピソード5「炎の天使」の完結編では、視聴者の予想を遥かに裏切る展開にネット上には驚愕や悲しみの声が溢れました。

そんなエピソード5で本格的に登場し、事件の解決後も謎を残したまま異質な存在感を放っているのが門脇麦さん演じる“ライカ”です。

ライカは独特な語り口や入院中の患者であることなども含めて謎が多く、一体何者なのかその正体が気になりますよね。

そこでこの記事ではドラマ『ミステリと言う勿れ』のライカの正体と、ライカが口にした“千夜子”との関係について考察してみました。

 

この記事でわかること

  • 【ミステリと言う勿れ】ライカの正体
  • 【ミステリと言う勿れ】ライカと千夜子の関係

ミステリと言う勿れ ライカの正体は?

ドラマのエピソード5完結編では、整に謎のミッションを課していたライカの目的について “炎の天使”である井原香音人を探し出して会うためだったと明かされています。

では、なぜライカは井原香音人に会いたかったのでしょうか?

 

まずはドラマ『ミステリと言う勿れ』で現在までに描かれているライカについてまとめてみましょう。

整はドラマの第5話(エピソード4)で検査入院した際、隣のベッドにいた牛田悟郎という老人と書籍「自省録」について会話します。

後に判明しますが、ライカは同じ病院に入院している患者で牛田が持っていた「自省録」の最初の持ち主でした。

牛田から本を譲り受けた整は「自省録」を使った暗号を介してライカと知り合い、病院の温室管理者・梅津真波が抱えている悩みの解決指南や幼児虐待の親を狙った“炎の天使“による放火殺人事件に巻き込まれます。

それまでは警察官である池本や風呂光が整と事件を繋ぐ役目を担っていましたが、エピソード4と5についてはライカにバトンタッチされた形になりますね。

 

つまりライカは長期入院中の牛田と知り合い、温室管理者の真波の秘密を知り、通院している下戸陸太が炎の天使事件の関係者であり事件が進行していることを掴んでいたことになります。

更にライカは放火の合図である絵が壁に描かれている家を突き止め、整を誘導した火災現場や炎の天使の家へ姿を現すなど入院患者らしからぬ自由な行動を取っています。

今のところ下戸陸太のような発作を起こしたり薬を服用するなど体調が悪くなるようなシーンが描かれていないことから、ライカは長期入院中であるものの身体の不自由はないのではないかと想像できます。

また整のように鋭い観察力と洞察力から様々な事案に気づく性質であり、知った以上はできる範囲で解決しようと行動する人物であることが窺えますね。

牛田や整にある種の役割を担わせていることからは、ある程度自由に動けはするものの行動制限のある生活を送っているため自分に代わって動ける人物を探している様子が見えてきます。

 

そんなライカはドラマ第7話で放火事件の謎が明るみになった後、炎の天使・井原香音人を探していた理由について「過去に救ってもらった感謝の気持ちを会って伝えたかった」と整に明かしました。

この告白によりライカが肉親から虐待を受けていた事実と両親が亡くなっていることが浮き彫りになります。

親の死に関わってしまった複雑な感情を抱いて生きている他の子供たちとは違い、心から感謝の念を持っているライカはどれほど酷い思いをしてきたのかと考えさせられますよね。

入院している理由も、過去の虐待と何かしら関係があるのかもしれません。

 

放火事件が解決したことでライカの目的も果たされエピソードとしては一段落ですが、ライカはこの後どうなるのでしょうか?

ライカは現在も入院中の身であり、以前整に「自分は春までは生きられない」と明かしています。

ライカが入院している理由は何なのか、それが今後のエピソードに関わってくるのか、ドラマ終盤になってもまだ謎は残されたままになっています。

ミステリと言う勿れ ライカと千夜子の関係は?

ライカは整に「千夜子という妹がいる」と話したことがあります。

ドラマ上では千夜子についての話はこれのみで他の情報は出ていませんが、ライカは“炎の天使”によって救出された過去を持っていることからいくつかの疑問が沸いてきます。

“妹の千夜子”もまた、同じく虐待を受けていたのでしょうか?

ライカが長期入院している理由は明かされていませんが、“妹の千夜子”は今はどうしているのでしょうか?

放火事件の後、虐待からはサバイブできたものの保護者を失った姉妹はこれまでどのような時間を過ごしてきたのでしょうか?

肉親からの虐待から救われても必ず幸せになれるという約束がないまま当人たちの人生は続いていく、物語として本当に描きたかったことはここなのかもしれませんね。

原作や原作に対し誠実に作り上げられたドラマの奥深さに気づかされます。

 

【ネタバレ注意】

ここからは原作のネタバレになるのですが、実はライカと千夜子は同一人物です。

千夜子は解離性同一性障害(二重人格)と呼ばれる病に罹っており、ライカは千夜子の後からできた別人格の1人で本体は千夜子になります。

この病になる人は虐待を受けた傷を抱えている人が多く、中には性的虐待も含まれるそうです。

月曜9時のドラマとして描くには重いテーマですが、ドラマ『ミステリと言う勿れ』ではこれまでにも幼児虐待も含め様々な世の中への疑問を提示してきています。

まだ他のエピソードもある中で今クールの残り数話にどう盛り込んでくるのか、とても気になりますね。

 

ライカは整に対し、自身が“炎の天使”に関わったことについて「千夜子は知らない。すべて私の一存だ」と告白しています。

自分が生き抜くために両親の死に関わったという重大な事実を知らない“妹”。

ライカは苦しみや悲しみを自身ひとりで背負って消えていく覚悟をしているのかもしれず、それは同時に“妹”に対する深い愛情と言えるのかもしれませんね。

まとめ

ドラマ『ミステリと言う勿れ』のライカの正体と、ライカが口にした“千夜子”との関係についての考察は如何でしたか?

ライカは幼児虐待の被害者であり、“炎の天使”に両親殺害を承諾した過去を持つサバイバーであることが分かりました。

“炎の天使”に関わった他の子供たちとは違い心から救出への感謝を示しているライカは、“妹”の千夜子に事実を告げていないことも含め確固たる覚悟と信念を秘めているように感じます。

残すところ数回となったドラマ『ミステリと言う勿れ』の中でライカ姉妹の顛末はどう描かれるのか、余すところなくストーリーを楽しみたいですね。