日本の若手フィギュアスケート選手である「鍵山優真(かぎやま ゆうま)」さん。
現在18歳(2022年1月現在)です。
優真さんがスケートの道に進むことになったのは、父親である「鍵山正和(かぎやま まさかず)」さん(50歳/2022年1月現在)の職場『富山スケートセンター』でスケートを始めたのが最初でした。
富山スケートセンターで父親の正和さんは、専属のインストラクターをやっていました。
そんな優真さんの父親が、突如車椅子生活ということもご存知でしょうか?
車椅子生活の鍵山優真さんの父親・鍵山正和さんの仕事は何をしているのでしょうか。
今回は、鍵山優真さんの父親・鍵山正和さんの仕事や、車椅子なのは脳梗塞の病気だからなのかを調査してみました。
鍵山優真の父親の仕事は何?
鍵山優真さんの父親・鍵山正和さんは、優真さんと同じ元フィギュアスケート選手でした。
その後は、『富山スケートセンター』『風越公園アイスアリーナ』『横浜銀行アイスアリーナ』などで、専属のインストラクターをしていました。
その後、優真さんのコーチとしてたびたびテレビでも熱心に優真さんに指導する姿を見たことがある人も多いと思います。
鍵山正和さんは、かつてオリンピックにも出場し好成績を残しています。
「1992年にアルベールビル」そして「1994年リレハンメル五輪」と2つの冬季オリンピックに出場しました。
https://twitter.com/YokoElegancia/status/1227002176494546948
このとき正和さんは、日本人選手としては初の『4回転ジャンプ』を成功させています。
1991年~1993年では、「全日本選手権」で連続3年優勝しています。
1994年は「世界選手権」で6位入賞、そして同年に引退しています。
引退後は、スケートセンターなどの施設で専属インストラクターをやりながら、息子・優真さんの練習もしていました。
優真さんの大会などにもコーチとして同席し、演技の合間に指導する姿が印象的でした。
鍵山優真の父親が車椅子なのは病気で脳梗塞だから?
鍵山優真さんの父親は、脳梗塞ではなく脳出血のようです。
ある時から杖を突いて歩く姿が見られるようになりました。
現在は、移動の際は車椅子で優真さんが車椅子を押しています。
その鍵山正和さんは体調不良だったとのことだが杖をついていらした。左手を固く握っていたことも気になる。脳梗塞だろうか?
— エアロバイクメ~ン (@aerobikeman) December 22, 2019
鍵山優真さんの父親が脳出血になったのは、2018年6月のことのようです。
一時、脳梗塞と噂されましたが、実際は『脳出血』で倒れ、入院を余儀なくされたみたいですね。
杖を突いて歩く姿が見られるようになったのは、翌年2019年に入ってからでした。
息子の優真さんとハイタッチするときも、右手でハイタッチしますが、左手は軽く指を閉じたままでした。
脳出血の後遺症で、左半身麻痺になっている可能性が高そうですよね。
鍵山優真さんの父親は、2018年から1年間は病院で闘病生活をおくっていました。
このとき優真さんは、まだ中学3年生(14歳)で【シニアグランプリシリーズ派遺選考会】で、演技を終えた直後に父が倒れたことを聞かされたようです。
当時、父の正和さんは優真さんのコーチをしていました。
正に鍵山優真さんが演技していた会場内で倒れたのです。
この時の心境を優真さんは、こう語っています。
「状況が理解できなかった。気づいたらお父さんが病院にいた。何が起きているのか分からなかった」と後日鍵山優真さんが答えていました。
また、父・正和さんも後にこう語っています。
「父親としてコーチとして、この身体で果たしていけるのか不安だった」
本当に、正和さん本人にとっても「青天の霹靂」だったのでしょう。
脳の病気というのは何の前触れもなく突然来るという特徴があるようです。
鍵山正和さんは、妻と離婚後、男で一つで優真さんを育ててきました。
妻の情報はまったく分かりませんので、いつごろ離婚していたのかは不明です。
ですが、鍵山優真さんにスケートをやらせていたこともあり、きっとしっかり生きていく基盤になればという想いがあったかも知れません。
鍵山優真さんは5歳でスケートを始めたので、おそらくそのころは父親の職場でもあるスケートセンターに、遊びに行って「滑ってみるか?」という感じで始めたのではないでしょうか?
現在の状況を考えると、鍵山優真さんにスケートをさせていて良かったと思います。
優真さん自身も、ショックな出来事を体験しながらも、スケートに打ち込むことで乗り越えられてきたのではないかと思われます。
スケートは、肉体的にも精神的にも強くないとプロとしては難しい世界です。
なんの仕事でもそうですが、特にこうした世界はとにかく強さが要求されるでしょう。
【誌面見本】「Quadruple Axel 2020 シーズンクライマックス」 今季、目覚ましい活躍でスケート界に新風を吹き込んでいる #鍵山優真 選手と #鍵山正和 コーチの師弟対談。 指導者であり、父でもある正和コーチの言葉は、教え子への愛情に満ち溢れていました。 https://t.co/UdsryeHIDj pic.twitter.com/c2s8n7W7ib
— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) March 5, 2020
父親の正和さんも、優真さんの指導はとても厳しかったようです。
そうしたこともあり、優真さんもそれにつれてどんどんたくましくなったと思います。
まとめ
今回は、プロフィギュアスケート選手の鍵山優真さんと父親・鍵山正和さんについて、正和さんの病気や仕事などについてご紹介しました。
鍵山優真さんの父親の仕事は、元フィギュアスケート選手で引退後はインストラクターをされていました。
鍵山優真さんの父親が車椅子なのは、脳梗塞ではなく脳出血の影響のようです。
鍵山優真さんにとっては、両親の離婚や父親の病気などであまりにショックな出来事を経験してしまいました。
しかし、5歳から始めたスケートのお陰でブレずにとてもりっぱに育ち、父親と同じプロのフィギュアスケート選手として、活躍しています。
これからも父親と一緒に、活躍していくことを祈っています。