寒い季節の肌着の代名詞と言えばヒートテックですが、やはり新品の方が暖かいように感じます。
毎年機能がアップしているせいなのかなと思っていましたが、生地そのものに寿命があるようです。
見た目がヨレヨレになっていたり、全体的に伸びていたりすると部屋着にしていますが、本来の効果はいつまでもつのでしょう?
ヒートテックの効果が期待できる期間や、長持ちさせる方法についてご紹介いたします。
この記事で分かること
- ヒートテックがいつまでもつか
- ヒートテックの効果期間
- ヒートテックを長持ちさせる方法
ヒートテックはいつまでもつ?効果期間は?
ヒートテックの効果が期待できる期間は3年程度のようです!
使用頻度、洗濯回数によっても異なりますが、素材そのものが劣化してくるそうです。
というのは、ヒートテックにはストレッチ性をもたせるために、ポリウレタンが使われているからです。
ポリウレタンは伸縮性に優れていますが、温度や湿度の変化に弱く、劣化が進みやすいのです。
また、洗濯や劣化によって生地が伸びてくると、ヒートテックと肌との間にすき間ができてきます。
ヒートテックは体から出る水分を捕まえて発熱していますので、ヒートテックがぴったりと肌に触れていないと吸湿できなくて、発熱効果が減少してしまいます。
フィット感がなくなったヒートテックは、以前より暖かくないということですね。
ヒートテックを長持ちさせる方法は?
ヒートテックを長持ちさせるためには、洗濯方法がポイントになります。
- 手洗い
- 洗濯機
それぞれのヒートテックを長持ちさせる洗い方をご紹介します。
また、干す時のポイントや洗濯以外で長持ちさせる方法も合わせてご紹介していきますね。
ヒートテックは手洗いが長持ち
ヒートテックを一番長持ちさせる洗濯方法は、手洗いです。
ぬるま湯で、おしゃれ着用洗剤で押し洗いをすると、衣類同士の摩擦を少なくして伸びにくくすることができます。
脱水をするときには、ヒートテックをバスタオルに包むと、より摩擦を防ぐことができます。
さらに干すときに、ハンガーではなく平干しできると伸びる心配が少なくなります。
ヒートテックを洗濯ネットに入れて洗濯機で洗う場合
毎日手洗いは時間もかかるし、冬場は水が冷たくて大変です。
手洗いほどではありませんが、洗濯ネットに入れれば、洗濯機で洗ってもヒートテックのダメージは抑えられ、長持ちします。
ネットに入れないで洗濯すると、他の衣類とからまって伸びてしまいます。
ネットが大きすぎると中で動いてしまうので、ヒートテックを入れて少し余裕がある程度の大きさのネットが理想的です。
小さすぎるネットは摩擦は少ないですが、汚れが落ちなかったり汗の臭いが残ったりしてしまします。
それから、目の細かいネットなら、糸くずや小さなゴミがヒートテックに付着するのを防いでくれます。
ヒートテックを長持ちさせるのに、洗濯ネットに入れれば洗濯機OKなのは嬉しいですね。
ヒートテックは陰干しする
ヒートテックを長持ちさせるには、日陰で自然乾燥がおすすめです。
ヒートテックは乾燥機で乾かすと、熱に弱いため、繊維の劣化が早まって伸びてしまいます。
また紫外線にも弱いため、直射日光があたると繊維が傷んで早くダメになってしまいます。
ヒートテックを長持ちさせる、洗濯以外の方法はある?
ワンサイズ小さいヒートテックを買うことです!
ヒートテックは体から出る水分を吸収して発熱するので、肌に密着していると暖かく感じます。
大きめのサイズでは、ヒートテックの効果は期待できません。
ヒートテックが伸びてしまうことを見越して小さめを買うと、少々伸びても暖かさを感じられるので、長持ちさせられます。
それから、もう1枚ヒートテックを追加すると長持ちします。
ヒートテック1枚だけを着るよりは、数枚をローテーションで着る方が長持ちします。
まとめ
ヒートテックの暖かくなる効果をできるだけ長持ちさせるには、洗濯に一工夫すれば良かったんですね。
ヒートテックに使われているポリウレタンは、2~3年で劣化してしまうので、暖かさを感じる効果もその頃までとなるようです。
もちろん、すぐに着られなくなってしまうようなことはありませんし、使用頻度や洗濯方法によってもかなり差があります。
ヒートテックを長持ちさせるコツを取り入れて、冬を乗り切りましょう。