プロジェクトメニュー

アート環境プロジェクト

東京スカイツリービューポイントの環境アートゾーン計画

プロジェクト概要

浅草から東京スカイツリー®にかけての隅田川を挟む台東区と墨田区の両地域に、東京スカイツリーを眺めるビューポイントとなる環境アート作品を、3年間で計12作品設置しました。これらを結んだ観光アートラインを周遊しながら、人々が地域の名所と共に観光できるよう、ふれあいの環境づくりを目指します。

実施内容

ビューポイントアート環境作品設置計画
  • ビューポイントアート環境作品を年間4基、3年間で計12作品を設置します。(台東・墨田 両区に各6点設置)
アートベンチ、アートサイン計画
  • 観光アートラインに沿って平成22年度は4点、平成23、24年度は各2点、3年間で計8作品を両区に設置します。
マケット・プランニング展
  • 制作過程におけるマケットやプランを展示し、会場でプレゼンテーションを行います。
  • ※ 平成22年度(2010年)から平成24年度(2012年)までの3年間に実施しました。

GTSアートマップ

GTSアートマップ浅草から東京スカイツリーを周遊しながら、3年間にわたる本プロジェクトにおいて制作された環境アート作品12作品と、アートベンチ5作品を巡ることのできる<観光アートライン>を記した、GTSアートマップを作成致しました。
「GTSアートマップ」を片手に、隅田川両岸の風景を是非ともご堪能下さい。

※左の画像をクリックするとPDFをダウンロードすることができます[3.1MB]。また、台東区、墨田区の区役所、両区施設、観光案内所などでも配布しています。

アート環境作品

    そらちゃん(2012)
    設置場所:台東区吾妻橋西詰作品概要左手を上げた招き猫で、名前は「そらちゃん」という。大理石彫刻にガラスとモザイクを組み..
    そらちゃん
    設置場所:台東区吾妻橋西詰

    作品概要

    左手を上げた招き猫で、名前は「そらちゃん」という。大理石彫刻にガラスとモザイクを組み合わせた作品である。老若男女、海外旅行者も含めて幅広い世代に親しまれ街のアイドル的存在になるようなオブジェとして制作した。台座を唐草模様の風呂敷に見立て、江戸の庶民文化を意識しながらも、伝統的な招き猫の姿にとらわれず、背景の東京スカイツリー®に似合う姿にイメージチェンジを計った。招き猫の模様や耳、舌、首輪は色ガラス(ズマルト)を使用したモザイク、台座の唐草模様は大理石によるモザイクである。
    両目と胸のハートは、色ガラスの凹レンズがはめ込まれており、このガラスを通して東京スカイツリーや周辺の風景が小さく幾つも映ることで、おもしろいパノラマが楽しめる仕組みになっている。
    近所には縁結びと招き猫発祥の地として有名な今戸神社があるが、こちらの招き猫「そらちゃん」もどうぞよろしくお願いします。

    桜橋北詰はらっぱ(2012)
    設置場所:台東区隅田公園桜橋北詰作品概要桜橋のたもとに、足を止めて一息つけるような場所を作りたいと考え、黒くごつごつと..
    桜橋北詰はらっぱ
    設置場所:台東区 隅田公園桜橋北詰

    作品概要

    桜橋のたもとに、足を止めて一息つけるような場所を作りたいと考え、黒くごつごつとした手摺のようなものを、高さを変えながら敷地いっぱいに広げた。座ったりもたれかかったりして東京スカイツリー®の見える景色を楽しみながら、訪れるひとが自由に過ごせるようにした。また、素材に使用した鉄には鍛造という技法を用いることで、生きた鉄の表情や手触りを楽しめるようになっている。

    ソラニハ(2012)
    設置場所:墨田区隅田公園北作品概要作品が設置された場所は、三囲神社のすぐ隣に位置し、緑が生い茂り、神聖な雰囲気のあると..
    ソラニハ
    設置場所:墨田区 隅田公園北

    作品概要

    作品が設置された場所は、三囲神社のすぐ隣に位置し、緑が生い茂り、神聖な雰囲気のあるところである。また、小学校や保育園、公園も隣接しており、子供たちの元気な声が聞こえてくる場所でもある。
    少し傾斜のある地形に高低差を利用したウッドデッキを制作し、子供たちが遊んだり、通りがかった人々が、東京スカイツリーを仰ぎ見ながらゆったりとくつろげるような場を作ろうと考えた。
    腰掛けられるような高低差をつけたデッキには、聖獣をイメージした彫像を置く。神秘的でありながら身近に感じられる動物の彫像は、日常とはちょっと違った空間へ人々を招き入れる。もともとあった場の雰囲気を大切にしながら、子供たちや、道行く人々がふと立ち寄れ、普段とは少し違う時間を感じられるような場にしたい。

    は・は・は(2012)
    設置場所:墨田区業平公園作品概要「東京スカイツリーの葉」をテーマに、もし東京スカイツリー®に葉があったら6mぐらいに..
    は・は・は
    設置場所:墨田区 業平公園

    作品概要

    「東京スカイツリーの葉」をテーマに、もし東京スカイツリー®に葉があったら6mぐらいになるだろうと考え造形化した。作品が設置された業平公園は、業平小学校の目の前にあるということもあり、まるで校庭のような場所で、地域の皆から見守られ、子供たちが安心して遊ぶことのできる活気ある公園である。その子供たちに、アルミの鋳造で作られた「大きな葉」と東京スカイツリーや公園の木、広場とを比較しながら眺めてもらうことで、大きな造形物の迫力や金属の質感などから、立体造形の魅力や芸術の面白さを感じてもらいたい。
    また、作品体験のひとつとして、発見した時の面白さや誇らしさも感じてもらいたい。観光客は「東京スカイツリーの葉っぱはどこにあるのだろう」と地元の人に教えてもらいながら探し、地元の人は「東京スカイツリーの葉っぱがある場所を僕らは知っている」と観光客に教える。このような作品を通じたコミュニケーションが生まれる事を期待している。

    灯り空(2012)
    設置場所:台東区立隅田公園作品概要台東区の「灯り空」は空に瞬く星と、台東区の伝統的な場所の風景、街並みをモチーフにして..
    灯り空
    設置場所:台東区立隅田公園

    作品概要

    台東区の「灯り空」は空に瞬く星と、台東区の伝統的な場所の風景、街並みをモチーフにして、陶器を素材に制作された。夜には内部照明によってスツールの星が光り、空と街を繋げることを意図している。

    瓦(2012)
    設置場所:墨田区大横川親水公園作品概要墨田区の「瓦」の設置地域周辺はその昔、本所区小梅瓦町と呼ばれた瓦の生産が盛んな場..
    瓦
    設置場所:墨田区 大横川親水公園

    作品概要

    墨田区の「瓦」の設置地域周辺はその昔、本所区小梅瓦町と呼ばれた瓦の生産が盛んな場所であった。作品は瓦に見られる伝統美を生かし、ここに座り屋根の上にいる気分をと変遷する地勢を味わうことを意図している。

    ササエル(2011)
    設置場所:墨田区源森橋作品概要人が支えあう。テーマの「ささえる」を素直に造形したアートベンチ。そのくぼみに腰を下ろすと..
    ササエル
    設置場所:墨田区源森橋

    作品概要

    人が支えあう。テーマの「ささえる」を素直に造形したアートベンチ。そのくぼみに腰を下ろすと、三人の人間が絶妙なバランスで支えあう。思わず笑みがこぼれるユーモアあふれる作品。

    ササエル(2011)
    設置場所:台東区立花川戸公園作品概要東京スカイツリーカラーの白い金属板が、軽やかに舞うような曲線を描くアートベンチ。必..
    ササエル
    設置場所:台東区立花川戸公園

    作品概要

    東京スカイツリーカラーの白い金属板が、軽やかに舞うような曲線を描くアートベンチ。必要最低限のサーフェスで構成されたベンチは、「ささえる」のデザインテーマをその形状からも伝えている。

    Reflectscape(2011)
    設置場所:墨田区大横川親水公園作品概要これは東京スカイツリー®と不思議な記念撮影ができる新しいビューポイントである..
    Reflectscape
    設置場所:墨田区 大横川親水公園

    作品概要

    これは東京スカイツリー®と不思議な記念撮影ができる新しいビューポイントである。周囲の街を映しこむピカピカに磨きぬかれた大きなステンレスの凸面鏡と、奇妙な塔。これらは“東京スカイツリーを見ること=東京スカイツリーの方向を見上げること”というお決まりのスタイルを変換する装置である。東京スカイツリーを背にして大きな凸面鏡をのぞき込めば、そこには東京スカイツリーを目指して空へ続く道が映っている。それにより巨大にそびえ立つ存在だった東京スカイツリーは、自ら道路を歩いて登っていけそうな親近感わく存在に転換 される。鏡に近づいたり離れたり、跳ねあがったり段に登ったりと遊べば、その不思議な風景は変化していく。子供が大きくなったり大人が小さくなったりしながら、自分とみんなと東京スカイツリーはひとつの画になることだろう。そんなリアルとアンリアルが混じった新しい風景を、自由に写真や記憶に留めていただきたい。

    おぼろけ(2011)
    設置場所:墨田区小梅児童遊園作品概要本作「おぼろけ」が設置されている小梅児童遊園のビューポイントから東京スカイツリー&r..
    おぼろけ
    設置場所:墨田区 小梅児童遊園

    作品概要

    本作「おぼろけ」が設置されている小梅児童遊園のビューポイントから東京スカイツリー®を見てみよう。161本の櫛目のように立てられたポール越しに、行交う人々、大通り、ビル、とうきょうスカイツリー駅が見え隠れし、空を突き抜ける東京スカイツリーがダイレクトに目に飛び込んで来る。下町固有の風景と突如出現した東京スカイツリーという全く異なる2つの存在が連続して一つの風景の中に収まるよう試みた。地元出身の葛飾北斎は、富士とご当地の風景を組み合わせた浮世絵「富嶽三十六景」の中で、竹竿や木材などが立ち並ぶ江戸の営みや、雨、雲の自然現象などを透けるカーテンのように独創的に組み合わせ、富士山の象徴的な姿と庶民の営みを見事に共存させていた。「おぼろけ」は当時西洋人を驚かした日本独自の空間構成の手法を取り入れ、環境に介在しながら共存するアートとして実体化しようという試みである。また、光の移ろいに呼応して、さらに「おぼろけ」な風景となるよう、霞空に解け込む淡いブルーで着色した。 「おぼろけ」な風景の中、東京スカイツリーは鮮やかに浮かび上がり新たな鑑賞のかたちをつくりだす。

会場へのアクセス 大きな画面でこのアクセスマップを表示