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アート環境プロジェクト

ビューポイント作品12年07月01日リリース
おぼろけ (2011)

おぼろけ
設置場所:墨田区 小梅児童遊園

作品概要

本作「おぼろけ」が設置されている小梅児童遊園のビューポイントから東京スカイツリー®を見てみよう。161本の櫛目のように立てられたポール越しに、行交う人々、大通り、ビル、とうきょうスカイツリー駅が見え隠れし、空を突き抜ける東京スカイツリーがダイレクトに目に飛び込んで来る。下町固有の風景と突如出現した東京スカイツリーという全く異なる2つの存在が連続して一つの風景の中に収まるよう試みた。地元出身の葛飾北斎は、富士とご当地の風景を組み合わせた浮世絵「富嶽三十六景」の中で、竹竿や木材などが立ち並ぶ江戸の営みや、雨、雲の自然現象などを透けるカーテンのように独創的に組み合わせ、富士山の象徴的な姿と庶民の営みを見事に共存させていた。「おぼろけ」は当時西洋人を驚かした日本独自の空間構成の手法を取り入れ、環境に介在しながら共存するアートとして実体化しようという試みである。また、光の移ろいに呼応して、さらに「おぼろけ」な風景となるよう、霞空に解け込む淡いブルーで着色した。 「おぼろけ」な風景の中、東京スカイツリーは鮮やかに浮かび上がり新たな鑑賞のかたちをつくりだす。

実行委員

坂口寛敏[絵画科油画教授]、ヨコミゾマコト[建築科准教授]
荻野夕奈[絵画科油画教育研究助手]、坂東幸輔[建築科教育研究助手]
建築科学生:犬童伸浩、井上裕之、小林明澄、佐々木真海、徳山史典、竝木瞳、矢崎崇裕、郭祉瑛
油画科学生:蔭山忠臣、田中孝広、平川恒太、邵立、加来悠、久保田沙耶、造田七瀬、
タチアナ・プロイス、菊浦友紀


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